リスク許容度の設定はライフプランの設計が必須です

リスク許容度をどう設定すればいいのかわからない!



投資をする際には何をいくら買うかという議論も大切ですが、それ以前に大切なのは、あなたがその銘柄にどれくらいつぎ込めるのかです。


投資は預金ではありませんので、ここを間違えると最悪の場合取り返しのつかない事態になりかねません。

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ただ、これから投資をしようという方からすれば、それってどうやって決めるのかいきなり言われてもわからない、という意見も多いのではないでしょうか。


今回はリスク許容度の設定の簡単な方針を考えていきます。







家計の収支を把握する




以前記事にもしましたが、まずは収支を把握しないことには始まりません。


長期で投資を継続できるような黒字の家計を作り、定めた目標金額をまずは淡々と日々積み立てる所から始めるのが投資の第一歩と考えます。



将来のライフプランを設計する



将来と言っても、未来は来てみないと実際のところはわかりません。


ただ、おおよその見立ては立てることが出来ます。


例えば、独身の方であれば、将来結婚するとしたら、結婚資金っていくら必要なんだろう、というのも情報を探せばすぐに出てきます。



※参考までに、こちらのサイトによれば、挙式・披露宴の総額は平均355万円だそうです。


それ以外にも、一生賃貸ならいくら継続して必要なのか、家を買いたい場合頭金はいくら必要か、子供が欲しい場合いくらあれば安心か、など、その人が想定する、その人にしかわからないお金の必要額が、考えれば考えるだけ出てきます。


エクセルを自分で作ってもいいですし、無料テンプレートを使ってもいいと思います。


例えばちはぎさんの節約ラボさんではサンプル付きのライフプランシートを公開されています。



このようなツールを用いて、いつ、どんな場面で、いったいいくら必要なのかを想定しておくことで、せっかく最初の段階で捻出した長期・定期・積立の流れを断ち切らないようにするべきです。


特に結婚、出産、教育といったものはライフイベントと呼ばれ、特に資金が必要になると言われていますので、特に強く意識する必要があります。


資産の配分比率を決める




先日現金比率が高いことを問題視する記事を書きましたが、毎月5万円積立投資するために毎月の赤字を3万円以上出す、なんていう家計は考えるまでもなく破綻しますよね。



また、例えば子供の高校の入学金を出すときに資産がマイナスになってしまったら、投資はさておき明日食べるのも困りますよね。



そうならないように、投資とは別に、各自のライフプランに沿って、必要になるであろう資金は別途積み立てておく必要があると考えます。


投資にはいくら振り分けて、それ以外の生活防衛にいくら当てるのか。


おそらく一番時間も神経も使うところですが、ここを踏ん張ればあと少しです。


私はライフイベントにかかるような大きな資金は、個人向け国債・変動10年などに入れてしまい、簡単には動かせない仕組みを作ってしまうことを、まわりに聞かれたら勧める事にしています。

※個人向け国債変動10年のページ




リスク許容度を設定する



さて、ここまで長かったと思いますが、ようやくリスク許容度の設定です。


と言っても、ここまで来ればほぼ終わったようなもので、ライフプランを元に、いつからいつまでなら、いくらまでなら減っても大丈夫か。

暴落時に追加購入をしたいとき、いくらまでなら出せるのか。


長期・定額積立のうち、定額の部分を変える必要がある時期が、あるのかないのか。


出来上がったエクセルを見比べながら、各自で判断することになります。



ライフプランをおろそかにする事の注意点



正直、ライフプランの設計は面倒かつ時間がかかることこの上ないです。


そして、ライフプランを設定しなくても、投資を始めることは出来ます。


投資金額が小さい、最初の数年はそれでもいいと思いますし、額が小さいところから始めてみたら、という言い方も周りにはしています。



が、ある程度投資金額が大きくなると、当然ながら受ける実害も精神的なダメージも大きくなります。


それに、もし生活や今後のライフイベントに必要な資金を突っ込んでしまい、暴落局面や最近のような調整局面が来たら…


おそらく精神的な平静を保つことは不可能でしょう。


最終的には投資は自己責任です。


ライフプランの設計を飛ばすのであれば、その事をよく認識した上で、せめて最低限赤字家計上等で投資だけはしないでいただければと思います。



まとめ


普段は投資の有用性を説くことが多いのですが、投資は生活を持ち崩してまでやるものではないのもまた事実であるため、今回このような記事を書きました。


投信は今や100円から買える時代です。


リスク許容度にあった投資が出来ているか、その事を振り返るきっかけに、本記事がなれれば幸いです。



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