そもそも投資って何?その意義を考える。

なぜ投資をするのでしょうか



投資といえば、触れたことのない方から、


「へー、どの株が儲かるの?」
「一攫千金目指してるの?」 


という問いかけを少なからず受けます。


確かに、一部広告でも


「たった数ヶ月で数万円が数千万に?!」


みたいな見出しで打たれている事も一因かと思います。


どれも投資の一面ではあるかもしれませんが、さて、これは投資の本質を表しているのでしょうか?


そもそも投資って何なんでしょうか?


今回はこの事を考えてみたいと思います。







世界で最初の株式会社は?



諸説ありますが、こちらのサイトによれば、世界初の株式会社は東インド会社、株式会社の仕組みとしてより重要なのはその後に設立されたオランダ東インド会社だそうです。


詳しい説明はリンク先に詳しく書いてありますので割愛しますが、大航海時代の船旅に出るためにはヒトもモノもカネも必要だったため、スポンサーが必要であったことが発展して、現在の株式会社、ひいては資本主義の基礎ができたと考えられています。


コロンブスやバスコダガマみたいな人たちに投じたお金が、成功した暁にはリターンとして帰ってくるという性格のものでしたが、当時は航海技術も現代に比べればまだ未発達であったため、失敗率も高く、ハイリスクハイリターンであったといわれています。



現代の投資の意義は?


辞書上の定義



広辞苑では、投資は以下のように定義されています。


①利益を得る目的で、事業に資金を投下すること。
②比喩的に、将来を見込んで金銭を投入すること。

つまり、ある程度のリスクを取って、リターンを期待する行為のことを投資と捉えています。


また、「将来のための先行投資」みたいな言い方をして、子供の教育費をつぎ込むことも投資と見られています。


お金だけでしょうか



資本主義の礎となった先ほどの航海のお話を思い出してほしいのですが、当時の航海のような失敗率の高い事業に資金を投じる以上、スポンサーは大きなリターンを期待したことでしょう。


そして、中にはリターン以上に、航海の成功率を高め、より確実にリターンを得られるためにっはどうするべきかを冒険家と一緒に考えた人もいたことでしょう。


より確実に航海が成功すれば、それはすなわち社会の発展にも繋がったことでしょう。


そこで、こうは考えられないでしょうか。


資本主義に準じて投資をする行為自体が、社会の発展に寄与する可能性がある。


私は現代になった今も、これが投資を行う意義の一つであると信じています。



資金を資本主義社会へ流す




株式会社は資本主義を形成する根幹をなすシステムです。


そう考えると、投資を通じて企業の株を買うことは、こういうことであると考えます。


自らの資金を資本主義社会へ流し、企業、そして社会の発展に寄与する。
その結果として、リターンを得るが、失敗(リターンゼロ)もあり得る。


投資を行う以上、リターンを期待するのは当然のことです。


個別株であれば今後のリターンが期待できなくなった場合資金を引き上げるのもまた然りです。



我々個人投資家を含めた株主が、資本主義社会にお金を流し、資金の流れを作っている。



それが、投資を行う最大の意義ではないでしょうか。



資金が流れなくなったら?



結論から言うと、資金が流れなくなった段階で、資本主義は死にます。


誰もリスクを取らなくなった段階で企業や団体に資金は流れなくなります。


それはすなわち、企業活動を通じた社会への価値の還元ができなくなることを示しています。


国の公共事業にしろ、必ずどこかで民間の企業の部品のネジであったり足場であったりを使っている以上、この大原則から逃げることはできません。


個人投資家一人の資金レベルをみれば、それは小さいかもしれませんが、その100円なり1億円なり、我々の資金が何らかの形で社会を回している事を、私含め個人投資家は意識の片隅には置いておく必要があるでしょう。


まとめ


気が付いたらずいぶん大それた事を書いてしまいましたが、投資家がリスクを取っていることで資本主義経済、ひいては社会が回っていることは何かの折に思い出せば、投資方針で迷ったとき、投資を継続するモチベーションにもなるのではないでしょうか。



この記事が何かのお役に立てば幸いです。


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