積立投資の出口戦略をどうすればいいのてしょうか

積み立てた、その後はどうするべきか



私は今年から積立投資をメインに切り替えています。


1月から始まったつみたてNISAの影響もあって、積立投資をしている人も増えているのではないでしょうか。


ただ、積立投資の優位性や、貯める・増やすには論点が多いのはわかりますが、「で、それをいつ使うのか」については情報が乏しいのではないでしょうか。


今回はこの点について考えます。








積立投資の規模・資産額



リンクがうまく貼れませんでしたが、2018年7月の日経新聞の記事によると、つみたてNISAの資金流入額は半年で230億円を超えたそうです。


記事は来年には1000億円規模になると伝えています。



また、少し古いですが、金融庁のレポートによると、2018年3月末の時点でつみたてNISAの口座数は約51万口座で、NISA総口座数の増加は約70万口座でした。

この51万件のうち完全な新規と、一般NISAからの切り替えの割合は判然としませんが、NISA口座の開設には最大2ヶ月程度はかかることから、制度開始と同時に動き出した人が一定数いると見て良さそうです。


そして同レポートによると、つみたてNISAの買付額は3月末で110億円


NISA全体の14兆円には遠く及ばないものの、つみたてNISAの性格を考えると、インデックス投資でコツコツやっていこう、というコンセプトが、特に20から40代の若い世代に受け入れられている事が読み取れます。



積み立てた後の使い道について



積立の設定をしてゆっくりと資産を増やすというのはリスクを適度に時間分散しながら投資をするのには良い手段だと思います。


ただ、レオス・キャピタルワークスの藤野社長も自身の書籍で触れていますが、特にこの国では、お金の貯め方についての情報は多数ありますが、使い方についてはほとんど触れられることはありません。


藤野氏はその理由を、日本人は蓄財が好きだからと読み解いていますが、その正否はさておき、事実として、つみたてNISAで運用可能な投資信託は分配金が出ないため、買付した基準価格以上で売らないと儲けは出ません。


そして、分配金が出ない事から、計画的な売り方、崩し方をしない限り、その投資金額があなたの生活を助けてくれることはありません。



積立投資の崩し方シミュレーション




つみたてNISAは年間40万円を、計20年間運用する事ができますので、株式の平均期待リターン6.8%の運用が出来たと想定して計算してみました。


積立金:毎年40万円、20年間
リターン:年率6.8%、配当なし
積立金合計額:計800万円
運用結果:1647万円



仮に積立開始時の年齢が30歳からとすると、最初の年度の積立期間の終了時には50歳になっています。


ここから取り得る行動は以下の通りです。



期間の終わったものから売却する。



単純計算してみると、年間82万円程度の金額を非課税で売ることができます。


これを生活の足しや子供の教育費などへ充てるか、あるいは次の投資先へ振り向けるか。


ここは各自の状況に応じて判断するといいでしょう。


そのまま特定口座に移す



そのまま特定口座に移してしまうのも選択肢の一つでしょう。


ただし、これは預金ではないので、引き続き自分の資産をリスク下に置くことは認識しておく必要があります。



リレー投資



投資ブロガーによってはこの手法を大変嫌う方もいらっしゃいます。


ただ、株式投資の一番の利益の源泉は配当金であると、ジェレミー・シーゲル氏も自身の書籍で発言しています。


課税はされるが、確実に手元にくる現生、と言うことですね。


そこで一番簡単なのが、投信と同じベンチマークに連動するETFにその資金をそのまま放り込んでしまうことです。


もちろん賛否はあるでしょうし、その時の生活状況に応じて出来ることは限られますが、これも有効な選択肢である事は覚えておいて損はないでしょう。


まとめ



今回は貯めた資金の崩し方についてまとめてみました。


資産運用は使うところまで考えてはじめて意味を成すことを、覚えていただければと思います。


この記事が何かのお役に立てば幸いです。


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