eMAXIS Slim S&P500はアメリカ集中投資の最適解の一つ

アメリカ集中投資の王道



eMAXIS Slim S&P500は三菱UFJ投信が運用する投資信託です。


先日の記事で書いたeMAXIS Slim全世界株式と同じ機関で運用されていますが、このファンドは性格もベンチマークも全然違うものです。


今回はアメリカ集中投資の王道となりうる本ファンドについて書いてみようと思います。








ベンチマーク


S&P 500


アメリカに上場されている株式のうち、大型株500社の時価総額を加重平均することで指数化したものです。

このS&P 500を出しているS&P社は他にもダウ工業株30種平均も算出しています。

こちらの方が一般の方にとっては馴染みが深いかもしれませんね。


S&P 500に組み入れられている銘柄は例えばAmazonやGoogle、Appleといった有名・優良企業が名を連ねています。


この指数は、かのウォーレン・バフェット氏もS&P 500に連動するETF(具体的にはVOO)に投資するように推奨するなど、日本のニュースではあまり聞きませんが、資産運用の世界では大変有名なものです。
参考リンク


ここ最近のアメリカの強気相場に押されて、2018年10月8日現在の一年の騰落率が13.3%と、中々お目にかかれないパフォーマンスを示しています。




資産規模


2018年8月の月報によると、本ファンドの資産規模は23億7400万円、10月時点では40億円を超えたみたいです。

資産規模は設定間もないファンドとしては十分です。


7月末の段階から14億の成長であり、ものすごいペースで成長しています。

楽天VTIのように月に30億レベルとは行きませんが、十分だと思います。


繰上償還については、現時点では考える必要は無いでしょう。


信託報酬


信託報酬:0.1728%以内
その他隠れコスト:不明

設定から間もないファンドなので致し方ありませんが、まだまだ隠れコストは判明していません。


ただ、似たような現物株運用のeMAXIS Slim先進国株式インデックスの隠れコストが概算0.09%程度なので、そこまで高くはならないものと予想します。


指数への連動性


本ファンドはベンチマークへの連動性も8月の月報を見る限り設定来のトラッキングエラー0.01%とかなり正確で、そういう意味では設定来で1.1%も下方乖離している楽天VTIよりよっぽど優秀、と言うことになります。

(もちろん、ファンドの仕組みも違いますし、資産の売買方式も違うので純粋な比較は出来ませんが…)


留意点



この強気相場がいつまで続くのか


今後新興国の存在感が増していくであろう状況で、アメリカの存在感が20年から30年後にどこまで成長を続けているのか、自分なりの見通しを持っておくことが、特に積立投資の場合は必要になるでしょう。


私は、アメリカの長期金利の逆イールドが起こったあたりで、投機筋の売りが入り一時的に調整が入ると考えています。


ただ、それでもアメリカの優位性は変わらないであろう考えています。




アメリカ一極集中



アメリカ株式への一極集中投資になるのは楽天VTIと同様です。


そして如何に優良企業であろうと、本ファンドの分散銘柄は500、楽天VTIは小型株を含む4000銘柄ですので、よりリスクは小さく希釈されていると考えることができます。


少なくとも私は積立開始当初はそう判断しました。



楽天VTIの今後の動向は



初回の楽天VTIの運用報告書は、売買委託料だけで0.103%も取られていたという惨憺たる内容でしたが、今後は安定する可能性があります。


その時に経費率でどこまで迫ってくるかによって、長期的なパフォーマンスに差異が生まれる可能性があります。



まとめ



楽天VTIと所々比較しながら書いてみましたが、かなり優秀なファンドである可能性を秘めていると考えます。


私は今年はNISA枠の関係で投資するかどうかは迷っていますが、あと2ヶ月くらい楽天VTIの動向を見て、あまりに情けない連動性しか示せないようであれば、ここへの切り替えを検討する予定です。


この記事が何かのお役に立てば幸いです。



0 件のコメント :

コメントを投稿

投資関連のオススメ書籍