投資信託の基準価格の決まり方について調べてみました

基準価格って何なんでしょうか


投資信託を購入するときにまず真っ先に目に入ってくるのがこの基準価格です。

約定の際に実際に支払ったり支払われたりする金額なので、気になるのは当然なのですが、この金額っていったい何なんでしょうか。

証券会社のヘルプなんかを見てもよくわからないという事も多々あるかと思いますので、簡単に調べてみました。







投資信託とはそもそも何なのか


基準価格を知るためにはまずはここを抑えておく必要があります。


ざっくり言ってしまうと、株や不動産、債券、金といった様々な商品を集めて、まとめて袋に詰めてパッケージ売りしているもの、というのがその答えになります。


一つ一つの金融商品を買うのは、特に不動産はそうですが、購入の際に多額の資金が必要になります。


投資家にとっては、パッケージを作って切り売りすることで、売価が下がり投資をしやすくなること。運用者にとっては、広げた間口で大量の資金を確保し、安定的に金融資産を運用できることが期待できる。

そんな仕組みの商品が投資信託だとお考え下さい。


いくらの金融資産を、どれくらい細かく切り売りしたのか



集められた金融資産はパッケージ化され、バラバラに切り売りされます。


この、バラバラにされた単位が、投資信託の総口数、そのパッケージの値札に書かれた金額が基準価格ということになります。


一般的には、1万口あたりの価格を基準価格として示していることが多いです。


※より正確に言うと、ファンドが持っている資産に配当金などを足し、経費を引いたものを純資産額といい、これを総口数で割ったものを基準価格としています。


基準価格の高低イコール割安・割高ではない



前の章で書きましたが、要するに基準価格とは資産残高を割り算しただけのもので、それ以上でもそれ以下でもありません。


ただの値札です。


この数字を以て割安・割高を論じる事はできません。


積み立てる際に重要なのは、その投信がベンチマークからどれくらい連動しているのかどうか、になります。


ベンチマークからの乖離度合いのことをトラッキングエラーといいますが、例えばSBI証券であれば投信の画面でこの数字が明示されています。



手数料が安く、ベンチマークからの乖離がいかに少ないか、そしてそもそもどのベンチマークに自らの資産を投資するのか。


基準価格の高低ではなく、ここが投資信託選びのポイントになります。


まとめ



画面に飛び込んでくる数字だけではなく、投資しようとする商品の細かい仕様を理解した上で投資することが、仮に暴落局面が来たとしても冷静に対応できることに繋がってきます。


この記事がそんな判断の助けになれば幸いです。




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