楽天VTIは手軽に米国集中投資が出来ます

手軽に米国集中投資をしたいときに




楽天VTIは、正式には『楽天・全米株式インデックスファンド』といいます。


楽天投資顧問が運用指図を行い、ひたすらバンガード社のETFであるVTI(バンガード・トータルストックマーケットETF)を買い付け続ける、という構図です。


構造としては非常にシンプルなファンドですが、解説してみようと思います。







ベンチマーク



CRSP USトータルマーケットインデックス
正確にはファンドが買い付けるVTIのベンチマークです。


有名なインデックスであるS&P500は大型株500銘柄で構成されていますが、こちらのベンチマークは米国時価総額のほぼすべてを網羅する約4000社から構成されています。(参考リンク


感覚としては、アメリカ経済を広くカバーしている指数と言って良さそうです。



資産規模



2018年8月の月次レポートによると、8月末時点の純資産額は193億5600万円と、規模としては申し分ないです。


また、資金の流入量も月あたり30から40億円のペースで来ていますので、これが続けばそれだけ運用が安定する可能性があります。


以上のことから、繰上償還リスクは現時点では低いと言っていいと考えます。



信託報酬



信託報酬:0.1696%(楽天取り分0.1296%、VTIコスト0.04%)
その他隠れコスト:0.142



別の記事でも書きましたが、実質コストは似たタイプのファンドと比較すると高いと言わざるを得ません。


運用報告書を見る限り、どうも売買委託手数料がものすごくかかっているようです。


これだけで0.103%かかっている計算になります。


これが初年度初発にかかったものなのか、一定の額が常にかかっているのかで今後の評価が分かれそうです。



留意点



・アメリカ一極集中



これはメリットでもありますが、同時にカントリーリスクの分散が出来ていないということでもあります。


また、アメリカが世界において今後どれだけ存在感を示せるか、ここもポイントになります。
これらをどう捉えるかがポイントになると思います。


・高い実質コストが今後どうなるか



来年の運用報告書が恐らく本ファンドの行方を決めるのではと思います。


上でも書きましたが、高い売買委託手数料が今後どこまで削れるか、に尽きます。



まとめ



本ファンドの投資先であるVTIは各所で言われていますが非常にハイパフォーマンスかつ低コストで、長期の資産運用に向いていると言われています。


私は基本は世界分散投資をしていますが、アメリカの世界における優位性は、仮に新興国の存在感が増したとしても当面維持されると考えています。


最終的には各自のリスク許容度、好みで投資判断をしてもらえればと思います。


私は本ファンドのシンプルな構造から、来年以降は隠れコストも落ちてくるのではないかと期待を込めて、積立を続ける判断をしました。



本記事が何かのお役に立てば幸いです。



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